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シンデレラ姫 ブライダル業界全体の活性化を願って出場しました。ありがたいことに、テレビ番組の『ノブナカなんなん?』に密着していただき、大きな反響をいただきました。

 ブライダルブームと呼ばれるハデ婚の時代を知っている姫からすれば、もっと自己主張をする女性が結婚のシーンにおいても、社会のシーンにおいても増えてほしい。女性が輝くことって、とても大事なんです。女性が輝くことによって、男性もそれにつられるように輝く。自分を輝かせるという気持ちを、女性の皆さんはたくさん持ってほしい。あきらめは絶対ダメですよ。そこで終わっちゃう。

ファッションだけでなく歌による自己表現にも取り組んでいる ©文藝春秋

――なかなか自己表現ができずに悩んでいる方もいると思います。どんなことを心がけたらいいでしょう?

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シンデレラ姫 自己表現するためには、人の心をちゃんと読み取ることが大切だと思います。それがご縁でつながっていくわけですから。たとえば、LINE一つをとっても、どう心を込めるかが大事。相手のお顔が見えないわけですから、伝わるように気持ちを込めないと。ありったけの自分の気持ちを表現することです。

「ハッピーは自分でつくるもの」

――たしかにいただいたLINEのメッセージからは、ものすごくアゲアゲハッピー感を感じました。こっちのテンションまで上がるというか。

シンデレラ姫から届いたメッセージ

シンデレラ姫 ハッピーって、自分でつくらないといけないんですよ。ハッピーな気持ちは、人の手も要らないし、お金もかかりません。自分でつくればいいだけ。相手がどうとか、環境がどうとか、それは二の次で一番の基本は自分でつくること。

 姫がドレスを好きなように、皆さんにも絵を描くことが好きだったり、何かを食べることが好きだったり、そういう「好き」があると思います。その「好き」を中心にハッピーな気持ちを持つんです。姫はドレスが好きだから、髪の毛はどうしようかなとか、アクセサリーはどうしようかなとか、自分がハッピーになれるように考える。そうするとどんどん広がっていきます。

――上手い、下手は関係なく?

シンデレラ姫 ぜんっぜん関係ないです(笑)。好きなものにこだわると、「カン」が養われていくんです。「カン」というのは、ひらめきのカン(勘)、感情のカン、そして感性のカン。このアンテナが育つと、相手の人のことを幸せに思ってあげることができるようになるんです。