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 姫の場合、自分もハッピーだし、文春オンラインの読者の皆さんにもハッピーになってほしいって、すごく思っています。自分でハッピーをつくること、カンを養うこと、相手の方が幸せになることを考えること――この3つを心がければ、アゲアゲハッピーな日々を送れるようになります。

――心斎橋のシンデレラ姫が、歩くパワースポットと呼ばれる理由が分かった気がします。

©文藝春秋

シンデレラ姫 ハッピー、ハッピー、ハッピー、ハッピーって毎日何回も言っているとほんとにハッピーになります(笑)。食事をするときも、漠然と口の中に入れるんじゃなくて、これは脳にいいなとか、お肌にいいなとか、考えながら食べる。漠然と過ごすのってよくないですよ。

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 同じものを食べるにしても、「これを食べたらハッピーになるな」って思って食べた方が幸せじゃないですか。当たり前だと思っていることこそ当たり前ではないって気が付かなきゃいけないですよね。

 どんなにたくさんお金を持っていて、物に恵まれていても、幸せと思わない人もいる。たった一つ自分が「好き」だと思えることがあるだけで、すごく幸せ。自分にとって大切なかわいい幸せを、いっぱいかき集めてハッピーになってほしいですね。

シンデレラ姫の野望

――これからの夢などがあれば教えてください。

シンデレラ姫 ブライダルサロン「ルアージュ」は、37年目を迎えました。本当に皆さまのおかげです。「ルアージュ」のお姫様オーナーとしてだけではなく、一人の個人としても、歌っておどれる“世界の心斎橋のシンデレラ姫”になりたいです。世界レベルで、アゲアゲハッピーを伝えていきたいんです。

 そのためにも、200歳まで生きること! 姫は、200歳まで生きると決めているんです。あと……CMに出たいので、どなたかオファーをお待ちしております(笑)。

©文藝春秋

 皆さんにハッピーを届けていくのが、姫の役割です。ハッピーって、自分次第なんです。今の時代って、なかなか人を信用できないし、自分が一番だと考えがちになると思います。どんなに親しい方でも、やっぱり嫉妬心を抱くこともある。そういう気持ちに負けないためにも、自分でハッピーをつくらないと。

 そうすることによって、自分の気持ちやモチベーションが上がって、共感してくれる人が増えていくし、楽しくなっていく。少なくても、心斎橋で姫を見かけたら、気軽に声をかけてほしいです。アゲアゲハッピーをおすそ分けしますから♪