「じゃあ、エロ系やりますか」
ブースに入ったA氏はズボンの上からX氏に手を当てられ、手が腹に上がったら声帯を締め、手が下がったら声帯を緩めるというレッスンを受けた。ローションが使われることはなかった。その後、A氏に歌わせると、「ほらね!変わったでしょ」と激しく褒めたという。
「そう言われて、壁を突破し始めたのかなと思いました。僕の歌を評価するのはXだけなので、Xの評価基準が僕にとって絶対的なものだったので。でも、これ以上のことはやってこないと思っていました。
お腹を触られたときも、僕はすごく嫌な顔をしていたし、前に、『Aくんは触られたくない派みたいだから、そういうレッスンはしないようにするね』と言われていたこともありました。それまでの信頼関係もあると思っていたので」
翌週のレッスン、冒頭の雑談が終わると、X氏は「じゃあ、エロ系やりますか」と言って、自分のブースにA氏を呼ぶと、前回と同じように、服の上から手を上下に動かすレッスンを行った。そのときは前回のように股間まで手は降りてこなかったという。だが――。
その後、A氏が受けることになった“ローション手淫レッスン”の内容とは? その前後の音声と、X氏が記者に対して行った「反論」については「週刊文春電子版」で全文公開している。
《業界最大手》ボイストレーニング講師X氏(40)の“わいせつ授業”を被害者男性が衝撃告発「それじゃあ、恥じらいが取れないの。私を信じて!」話術巧みに“ローション手淫レッスン”へと誘導し…
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