ああいった番組でヤバい診断が出た芸能人って、その後ちゃんと気をつけることが多いんですけど、僕はまったくやめなかったもんで。それが結婚してから1日1箱になりましたから。あと、麻雀とか飲みの席で吸ってたんですけど、どっちも全然しなくなっちゃったし。
ーー食べる量も減りましたか。
内山 気を付けてはいます。こっちに関しても、お酒を飲まなくなったことが大きいですね。独身の時は飲んだら、夜中なんだろうと何だろうと、必ず締めにラーメンだの寿司だの食ってましたから。酔っ払ってると満腹中枢が壊れちゃうから、すごい量を食うじゃないですか。
いまは白米は茶碗1杯って決めていて、1人の時には絶対に食べなかったような、ほうれん草のおひたしとか食べるようになったし。妻がそういったものをいろいろ作ってくれるので、おいしくいただいてます。
ーー家族が出来ると、健康が大事になりますね。
内山 長生きしたいなって。50歳あたりまで生きてればいいかなと考えてたけど、2年前に長女が生まれて、今年3月に次女が生まれて。2人目が20歳になったら、僕は63歳ですもん。さすがに70歳までは生きないと。
ーー39歳で結婚した妻の琴さんは、健康管理に厳しいですか。
内山 うまくやってくれてますよ。ただ、禁煙宣言をして8時間後に破った時は、ものすごい勢いで怒られました。「できもしないこと言うな!」って。
「内山君のことが大好きだって子がいるんだけど、会ってみない?」
ーー琴さんと結婚したきっかけは。
内山 2017年に付き合うようになって、2019年に結婚ですね。妻は『主治医が見つかる診療所』で、草野仁さんのヘアメイク・アシスタントをやってたんですよ。といっても局メイクではなく、草野さん付きのヘアメイク・アシスタントだったので、まったく会ったことがなくて。
妻は僕を見た時に「王子さまって、本当にいるんだ」と思ったらしく、番組の台本で「ゲスト:内山信二」って載ってるのを目にして「嬉しい」って大喜びだったそうなんですよ。ちょっと変わってますよね(笑)。
ーーそこから、どのように発展を。
内山 共通の知り合いがいて、「内山君のことが大好きだって子がいるんだけど、会ってみない?」「いいよ」となって。5月31日ってウガンダ(・トラ)さんの命日なんですけど、毎年その日って僕や松村(邦洋)さん、石塚(英彦)さんたちがメンバーの「デブ会」が「カレーを飲む会」ってのを開いてるんですよ。で、デブ会の皆とカレーを飲んだあとに、六本木で会ったんです。
お会いして「きれいな人だな」と思って、何回かご飯に行って「気も合うな」ってことで、「お付き合いしましょうか」と。