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――買える環境があれば、ファストファッションからハイブランドへとテーマを変える?

Otomato ただ、高いものって、ギャップが少ないんですよ。高くてものがいいのは当たり前で、誰が着てもそれなりに底上げをしてくれるといいますか。

 一方で、安いお洋服って、「こんなに安くてこんな素敵になるの!?」という、ギャップ萌えがあるから、宝探し的楽しさがあるんです。あと、たとえハイブランドのものを買ったとしても、自分は貧乏性なので、持ち歩けないです(笑)。

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自己愛が出るようなことは極力避けて撮影

――大変失礼ですが、YouTubeで生活はできるものですか。

Otomato だいたい動画1本あたり、編集に5、6時間かかりますし、それ以外にも撮ったり調査したり、起きてる時間のほとんど、なにかやっているような感じです。

 それでも、収益は良いときで月20万円台後半とかなので、これだけで生活が成り立つようなものにはまだなっていませんね。

 

――撮影や編集もすべて独学で?

Otomato そうです。独学でやってます。わりとガジェット系は好きなので、ピンマイク選びなんかも苦にならないのはよかったですね。

 編集も自分でやってますけども、アラ還でおしゃれなフィルターをかけても自分的にはイタいな、というところがあるので、ドキュメンタリーで普通に撮って出しちゃってます。

――すっぴんもスリーサイズも公開されていて、本当に飾らないスタンスといいますか。

Otomato YouTubeをやっている方って、自分大好きな感じの方が多いんですけど、今の私がそれをやったらキツいと感じるので、自己愛が出るようなことは極力避けているところはありますね。というか、飾ったとしてもうまくやれなくて痛々しく終わるだけ、というのもあります(笑)。

――YouTubeチャンネルで、これだけはやらない、ということは他にもありますか。

Otomato 健康や医療系。サプリとか、年代的にも広告案件でけっこうお声がかかるんですけど、やらないようにしています。人によって効果も違いますし、効果の検証も難しいので受けないようにしています。

 

過去動画を見て「老い」による変化を感じる

――YouTubeをやっているから美しさや健康が保てている、みたいなところもありますか。

Otomato 美しいかどうかはわからないですけども、やっぱり仕事をしていないと、今は何もないんですよね。バイトで講師でもやればいいのかもしれないですけど、あまりに教師の世界が大変だったので、一旦離れたら体力的に戻るのはしんどいな、と。