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正義感、友情、下心…揺れ動く週刊誌記者・稲垣吾郎 『あんのこと』入江悠監督「独特の居心地の悪さを絶妙に体現してくれました」

source : 週刊文春CINEMA オンライン オリジナル

genre : エンタメ, 映画

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 機能不全の家庭に生まれ、虐待の末に薬物に溺れる少女・杏(河合優実)。人情味あふれる型破りな刑事・多々羅(佐藤二朗)や、更生施設を取材する週刊誌記者らに出会い、生きる希望を見いだしていくが…。

 実話を基にした映画『あんのこと』(6月7日公開)。その中で、週刊誌の編集部で働くジャーナリストの桐野を演じた稲垣吾郎の登場シーンが到着した。

© 2023『あんのこと』製作委員会

型破りな刑事を追うジャーナリスト

 桐野は、杏に小さな老人ホームで介護の仕事を紹介する一方、3年前から多々羅と、彼が手掛ける薬物更生者の自助グループ・サルベージ赤羽の活動を取材している。

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 今回解禁となった場面写真には、最低限の荷物を持って家を飛び出した杏を多々羅とともに迎えるシーンや、ある衝撃的な事実に呆然とし腰を抜かす姿、編集部での様子が切り取られている。

© 2023『あんのこと』製作委員会