「眞子さんの結婚以降、変化が表れている」
さらに28日には、1896年の第1回近代オリンピック会場、パナシナイコ競技場や、現地の柔道クラブをご見学。フューシャピンクのジャケットとパンプス、紺のレースのワンピースという華やかなコーデを披露された。
石原氏はこう語る。
「紺は誠実で勤勉な色とされており、レースの華やかさを抑えられて良いと思います。一方、パンプスもジャケットにあわせてフューシャピンクをチョイスされていました。女性皇族は公務の際、黒や白、ベージュなど目立たない色のパンプスをお履きになることが多いので、そうした発想を打ち破るこのチョイスには驚かされた方も多かったことと思います」
青木氏は、佳子さまのファッションについて、2021年の姉・眞子さんの結婚以降に変化が現れていると分析する。
「眞子さん結婚後の2022年ごろから、TPOに合わせつつ、自分らしさを大切にしながらファッションを選択されてきたと思います。今回お召しになった、コーラルピンク、フューシャピンク、ブルーなどはっきりした色の装いは、佳子さまのアクティブな印象に加え、意思の強さを表しているようにも感じます」
石原氏もこう語る。
「2021年あたりから、赤やパステルカラーなど、明るい綺麗なお色の服が増え、髪も肩くらいの長さになさり、ご自身も美しくなられました。皇族である以上、ファッションにも一定のルールがあることはご存知のうえで、自分なりの表現をなさりたいと実行されてきたのではないでしょうか」
ファッションは「人の心を映す鏡」と言われる。今後、佳子さまはお召し物を通して、どのようなメッセージを投げかけられるのか。