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月に4~5万円かかるミルク代

――三つ子となるとおむつやミルクの消費量も3倍になりますが、経済的な不安はありましたか。

ゆうきパパ 不安はすごくありました。チャイルドシートは知り合いに譲ってもらったり、レンタルを活用したりしました。長い期間使わないものはなるべくレンタルするようにしていましたね。

もえかママ 哺乳瓶も最初はどのくらい必要なのかわからなかったので、一応1人3本ずつ用意して。洋服も色を決めて3色分用意していました。

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 ミルクやおむつの消費量はすごくて。2週間で大きいミルク缶を8缶消費していました。月に4~5万円はかかりましたね。

ゆうきパパ 僕たちの食費よりも高かったです(笑)。缶が家の中に溢れていました。

 

――病院の定期検診など外出時はどのようにしていましたか。

もえかママ 夫に会社を休んでもらって一緒に行っていました。病院やスーパーなどは、入口の近くにある「思いやり駐車場」を活用していたんですが、うちの県では産後6ヶ月までしか使えなくて。遠いところに止めてしまうと、車の乗り降りや移動が大変だったので、夫が組合など色々な機関に連絡をして、使える期間を伸ばしてもらいました。

ゆうきパパ 外出時はベビーカーではなく、キャリーカートのクロテックワゴンを活用していたんですが、重かったりしてすごく大変で。病院の中に行くまでにかなりの時間がかかってしまっていたので、色々な機関と交渉して。産後1年以上使えるようになりました。

クロテックワゴンに乗る三つ子

――三つ子育児で使ってよかった育児用品はありましたか。

もえかママ 「おやすみたまごプラス」っていうベッドがあって、知人からもらったんですが、それがめちゃめちゃ良くて。すぐ寝てくれるんです。私の兄も「子どもが夜泣きして困っている」と言っていたので、貸したらよく寝てくれたと言っていましたね。少し高いんですけど、あれは使ってよかったですね。

「三つ子ですか?」と話しかけられることも

――病院や公園などで周りから話しかけられることはありましたか。

ゆうきパパ 大きいワゴンに3人を乗せていたので、「なんだろう?」と見てくる方はいましたね。「三つ子ですか?」と話しかけられることもありました。病院でも驚かれることも多かったですね。

――他の三つ子家族と交流することは。

もえかママ 同じ県内の三つ子を持つ家族との交流会があってそこに行きましたね。7組くらい集まりました。みんな三つ子なので、全員集まるとそっくりだし、人数が多くて賑やかですごく楽しくて。子どもたちが遊んでいる横で、親たちが自己紹介したり、育児の話を共有したりしていました。

 

ゆうきパパ 小さい子もいれば小学生くらいの子もいたので、大きくなった時の話を聞いたりしていろんなアドバイスももらいましたね。

もえかママ 「トイレトレーニングはどうしている?」とか「大きくなると食事の時が大変だよ~」とか。三つ子育児の不安なところやわからないところを教えてもらえて、すごく参考になりました。