今年の6月下旬から7月上旬は、K-POPの大物ガールズグループの日本デビューが相次ぐ。6月21日のNewJeansに続き、7月3日に登場する大型グループが多国籍の4人グループaespaだ。
所属事務所は名門・SMエンタテインメント。つまり系譜としてはかの「少女時代の後輩」ということになる。この4人組グループ、2020年の韓国デビュー以降、記録面でその人気を実証してきた。
たとえば、デビュー曲の「Black Mamba」は公開から24時間以内でYouTube再生回数記録2100万回を突破。2023年5月に発売されたアルバム「MY WORLD」は発売初日で137万枚を売り上げた。
多国籍な4人のメンバーで構成
グループ名の「aespa」は、“Avatar X Experience”を表現した「æ」と、両面という意味の英単語「aspect」を組み合わせて作られた。グループは多国籍の4人のメンバーで構成される。リーダーのカリナ、ジゼル、ウィンター、ニンニン。
このうち、韓国人メンバーのカリナとウィンターは、デビュー当初から韓国のデータ会社が毎月発表する「タレント評価」でも上位の常連となる人気を誇っている。一方、今回の日本デビューでなんと言っても気になるのが日本人メンバーのジゼルだ。
本名は内永えり。東京育ちの23歳で、芸名はデビュー前のレッスン中に「ヘアバンドを着けている姿が英語で“エレガンス”を意味する“ジゼル”っぽい」からついた。ジゼルは、グループのなかでもなかなかの存在感を放ちつつあるのだ。
「韓国語はかなり上手いと思います。少し話すのがゆっくり、という点はありますがイントネーションは完璧。日韓のミックスということもあって、韓国ではより親しみやすい外国人メンバーだといえるでしょう」(韓国メディア「スポーツ京郷」のハ・ギョンホン記者)