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「とにかく球団が怒っている」大谷翔平の“激怒”でフジテレビ局内は「自粛ムード」に

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 ドジャースの大谷翔平(30)が3試合連続となる本塁打を放った、6月22日(現地時間)の試合後。デーゲームが開催されたLAから2時間かけてシカゴに移動した大谷は、夜遅い時間だったにもかかわらず、通訳だけを伴って“ある場所”に直行した。

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焼肉効果で1位の大谷

「スープやお肉、ユッケなどを召し上がって『美味しかった』と帰っていかれましたよ。ピッチャーはマウンドに立つ前に肉を食べないそうですが、大谷選手は今年は打つのを頑張ってらっしゃいますからね。元気で怪我なくやってくれればと思います」

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 そう語るのは、シカゴの有名焼肉店の店主だ。じつはこの店、今年4月にも大谷がチームメイトの山本由伸とともに訪問している。

「このときの大谷選手は、ユッケをお代わりしていました」(同前)

 焼肉効果もあってか、大谷の好調ぶりは7月になっても健在だ。6日には28号HRを放ち、大リーグ通算200本塁打まであと1本に迫った。さらに7日には、自己最速で20盗塁に到達。オールスターゲームのファン投票ではDH部門で1位に輝いた。

 だが、そんな大谷をめぐっていま、“場外乱闘”が起きている。

フジと日テレが名指しで“出禁”状態

「6月に『現代ビジネス』が、大谷をめぐってフジテレビと日本テレビが“出禁”状態であることを報道。両社の番組が新居の空撮映像を流したり、近隣住民にインタビューしたことなどが、大谷の逆鱗に触れたと報じられた。これについて、フジの港浩一社長が7月5日の定例会見で、大谷に謝意を示したうえで『取材ができなくなった事実はない』と報道の一部を否定したのです」(スポーツ紙記者)

港社長

 一体、何が起きていたのか。フジと並んで名指しされた日テレ関係者が打ち明ける。

「ウチには確かにMLBから『取材パスを凍結する』と連絡があったそうです。在米メディアは新居の詳細な住所まで報じているところもあったので『なぜウチだけ?』と尋ねたそうですが、『とにかく球団が怒っている。球団と話し合ってくれ』の一点張り。一時は記者とカメラマン、双方の取材パスが凍結されましたが、後にカメラマンの凍結は解除されました」