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「卓球を辞めて、こんなにも運動が楽しいとは」7歳から“運動=卓球”だった石川佳純が引退するまで“よもや想像していなかったこと”

6時間前
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 選手時代もいまも、家でご飯を食べる時は、鍋をやることが多いですね。鍋なら野菜もお肉も効率よく取れますし、特に選手だった頃は、胃に負担が少なく消化が良いものを摂りたかったので、基本的には「焼いた」ものとか「揚げた」ものではなく、「茹でた」ものを積極的に食べていました。茹でれば余分なカロリーもカットできますしね。試合が近づいて緊張してくると、だんだんと消化も悪くなってくるので、試合前は冬でも夏でも1週間ぐらいずっと鍋を食べていたことも。鍋は色々な食材をバランス良く食べられるから、いまでも大好きです。

リフレッシュのために運動をする…大切にしていること「2」

 選手だった頃は運動量がとてもハードで、どんなに嫌でも毎日練習やトレーニングで身体を動かしていました。本格的に卓球を始めた7歳のころから運動=卓球のためだったので、これまで運動をすることに「楽しい」という感覚は一切なかった。だから卓球を辞めて、こんなにも運動が楽しく、リフレッシュのためにも大切だと思うようになるとは、よもや想像していませんでした(笑)。

文藝春秋のインタビュー時の石川佳純さん ©文藝春秋

 いまは寝る前に簡単なストレッチを習慣づけて、週3、4回は20分ぐらいの軽いランニングをしています。考え事をしたいときや気分転換をしたいときにも、軽いランニングやウォーキングをします。座って考えるよりも、身体を動かしながら考えるほうが、頭の中がすっきり整理されるんです。アスリートではなくなったことで、これまでよりも身体を動かすことがポジティブなものに変わった。これは自分の中で新たな発見でした。

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本記事の全文は「文藝春秋 電子版」に掲載されています(「バーンと落ち込んでパッと切り替える 私が大切にしている10のこと」)。

 

記事本文(7000字)では、石川佳純さんが「どんな時も音楽を聴く」「本から『いい言葉』を取り入れる」「自筆の手紙で気持ちを伝える」など、ほかの「大切にしていること」について語っています。

「卓球を辞めて、こんなにも運動が楽しいとは」7歳から“運動=卓球”だった石川佳純が引退するまで“よもや想像していなかったこと”

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