サスペンスドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(日本テレビ系)に出演する女優の仙道敦子(54)。劇中で存在感を見せる彼女は過去に壮絶な経験も――。
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ミステリアスな刑事を演じる仙道
仙道はこのドラマで主人公の成田凌(30)が扮する刑事・冴木の継母・由香を演じている。
「ミステリアスな役で、第1話では激しく動揺しながら冴木から走り逃げる場面もあった」(芸能デスク)
仙道といえば、子役出身で90年代初めに映画「就職戦線異状なし」やTBS系のトレンディドラマ「クリスマス・イヴ」、「あしたがあるから」などに出演し、一世を風靡した。
私生活では名優・緒形拳の次男で俳優の緒形直人(56)と1993年に結婚。
「直人さんは結婚前に神奈川県内の拳さんの住む実家から徒歩15分ほどの場所にシックな佇まいの豪邸を新築。『家族は近くに住んでいてほしい』との希望が直人さんの母にあったそうです」(芸能関係者)
仙道は96年の長男出産を前に女優業を休止。専業主婦となり、緒形との間に二男一女をもうけている。
夫は殺人事件の“犯人”!?
そんな夫の緒形は今年、「アンチヒーロー」(TBS系)で殺人事件の“犯人”とされた死刑囚を演じた。
「好青年役が多かった直人さんですが、本人は『柄じゃない』とあまり好きではなかったそうです。2016年の映画『64-ロクヨン-』で犯人を演じて以降、ヒールの役も多くなり、演技の幅が広がった。『アンチヒーロー』ではストイックに減量。8kgも痩せた」(同前)