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“奇跡の復活”に立ちはだかる問題点。1つ目はやはり……

「参加していたメンバーの多くは、復活に前のめりだった。どんなことをやるか、レッスンはどうするかなど、夜遅くまで話し合いを重ねた。翌日、参加していたメンバーたちが9周年を祝った様子の写真をSNSにアップ。全員とまではいかなかったですが、グループの活動休止以降、公にここまで多くのメンバーが一堂に会することはなかったので、ファンのあいだでも復活説がまことしやかに囁かれました」(前出・事務所関係者)

 10周年に1日限定でグループが復活するという話が実現すればファンにとっても夢のような話だろう。しかし、実現の前には、2つの問題が立ちはだかると関係者は危惧する。

秋元康も才能を高く評価 ©時事通信社

 まず1つ目の問題点は、平手友梨奈である。9月1日、adoらを擁する芸能事務所「クラウドナイン」に移籍することが発表されたばかりの平手は、欅坂46のデビューからリリースされたシングル8作すべてのセンターを務めてきた。当然、絶対的センターである平手なしに、話は進まないだろう。

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「実は、今回の計画に対し、誰よりも意欲的なのは平手です。話を周囲に持ち掛けたのは、主に長濱と平手から。平手が言うならと話に乗るメンバーやスタッフがいたのも事実。一方で平手の“ドタキャン癖”を不安視する声も上がっている」(別の事務所関係者)

 以前、「文春オンライン」が報じたように平手がグループ在籍中、MV撮影の現場に訪れず、欅坂46の9枚目シングルの制作が延期され、結局リリースに至らなかったという過去がある。さらにグループ脱退後、主演映画をドタキャンし、制作中断に追い込まれたことも「週刊文春」で報じられている通りだ。

佐藤健と共演予定だった ©時事通信社

「今は乗り気の平手ですが、やはり気分の浮き沈みが激しい子なので、急に意見を変えることも十分考えられる。今回、運営の目論見ではメンバーの年齢やレッスンのスケジュールを考え、数曲だけ披露するという案が現実的だと考えている。ですが、人一倍プロ意識が高い平手は、完璧なものを作りたい性分。今後、クオリティの問題でも衝突する可能性もあるでしょう」(同前)