12月21日、元欅坂46の平手友梨奈(21)が、「HYBE JAPAN」が設立した新たなレーベル「NAECO」(ネイコ)に移籍することが発表された。
2015年、14歳で欅坂46に加入した平手は、グループのデビューからすべてのシングル曲のセンターを務める絶対的なエースだった。しかし2020年1月23日に突然のグループから脱退。その後は数々のドラマに出演し、女優業を軸として活躍してきた。
「『平手あっての欅坂』と言われるほど欅坂というグループにとって平手の存在は大きかった。結果的に平手を欠いた欅坂は櫻坂46に改名しています。脱退後はアーティストとしてだけではなく、女優としても活躍。『ドラゴン桜』や『六本木クラス』などの話題のドラマに出演し、女優としての才能を発揮していました」(スポーツ紙記者)
平手が移籍することになったHYBEはBTSやジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデと言った世界規模の有名アーティストを数多く抱える大手芸能事務所である。
今回の移籍先がHYBEということについて「納得だ」と平手に近い関係者は口を開く。
2018年2月には秋元康と“ロサンゼルス視察”
「グループ在籍時から平手は海外志向が強い子でした。平手が出演していた映画『響―HIBIKI-』の撮影が終わったら留学するという話も上がっていたんです。視察も兼ねて2018年2月頃、秋元康さんとSMEの役員と一緒にロサンゼルスへ赴いていましたから。
普段からも海外アーティストのMVやライブ映像をくまなく見て、パフォーマンスや演出について積極的に吸収していた。特に最近は韓国ドラマから演技や表現力などを勉強していたそうで、海外進出への気持ちは人一倍強かったようです。
そこで秋元さんが橋渡し役になり、『誰も知らない環境で挑戦してみるのもいいんじゃないか』と事務所移籍を後押ししたそうです」
世界規模のアーティストを多く抱えるHYBEに所属するということは、平手にとっても願ったり叶ったり、まさに世界進出への第一歩と言ったところだろう。
しかし平手が所属していた事務所「Seed & Flower」内部からは、今回の移籍についてネガティブな意見も漏れ聞こえてくるのだ。