2つの幼稚園に小学校、中学校、高等専修学校を傘下に置く学校法人武蔵野東学園。

 自閉症児と健常児が共に学ぶ「混合教育」を特色とするこの学園の理事長に「ハズキルーペ」で知られるHazuki Companyの松村謙三会長が就任して以降、混乱が続いている。

武蔵野東学園(HPより)

「新年度に向けて不安しかありません」

 これまで何度もその混乱ぶりを「週刊文春」は報じてきたが、今回は武蔵野東小学校を舞台に、教員の数十人規模の退職が起きていることがわかった。

ADVERTISEMENT

 小学校に子供を通わせる保護者は不安を隠さない。

「これだけ多くの先生が辞めて、今まで通り子どもたちの安全や教育の質が保たれるのか。周りにはすでに転校したお友達もたくさんいます。新年度に向けて不安しかありません」

ハズキルーペの松村謙三会長 ©時事通信社

 武蔵野東学園のある教員は悲壮な覚悟でこう言う。

「理事長が代わってから学校がこれだけ多くの問題を抱えても残って下さる生徒、保護者のためにも、現場に残った先生は皆、できることをやるしかない」

 小学校で起こっている大混乱とは——。

 現在配信中の「週刊文春 電子版」では、大量離職者を生んだ武蔵野東小学校内の新年度からの暫定的な体制、その詳細な解説、不合理な人事状況などを詳報している。

文藝春秋が提供する有料記事は「Yahoo!ニュース」「週刊文春デジタル」「LINE NEWS」でお読みいただけます。

※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。