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――2着目の白いワンピースはレース使いが素敵でしたね。

「天使みたい!」ってときめきました。ふわふわした羽がいっぱいついているように見えませんか? 内側に着ているトップスもレース生地なんですよ。レースとレースを重ね合わせているのがすごく可愛い。ゴテゴテしていないのにインパクトはあって、計算された美しさを感じます。“透明感”と“アンニュイ”が滲み出た女性を表現できていたら嬉しいです。

©角田 航

――最後のブラックドレスもお似合いでした。撮影中、スタッフ陣から「ご令嬢みたい」と歓声が上がっていましたね。

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 パーティーにも行けちゃいますよね(笑)。カットのラインがすごく綺麗で、片方だけオフショルダーになっているアシンメトリーなデザインも素敵。

 私、カジュアルななかに甘さをプラスするコーデがすごく好きなんです。可愛らしさと大人っぽさ、どっちかに偏り過ぎないお洋服が今の気分で。このドレスも真っ黒でシックだけど、フリルがお上品な甘さも添えてくれている。とても好みな一着でした。

事務所提供

「母が“ドロドロ系漫画”の大ファンで……」

――放送中の主演ドラマ『愛人転生ーサレ妻は死んだ後に復讐するー』はタイトルからして衝撃的です。もともと原作漫画を愛読していらっしゃったとか?

 すすめてくれたのは母(野々村俊恵)なんです。昔からすっごく漫画好きなんですよ。とくに携帯漫画の時代になってから、母の読書スピードが加速していまして(笑)。

 キュンキュンする恋愛ものも、バトル系の少年漫画も、本当にあらゆるジャンルを押さえているんです。私が早朝ロケに出る時間帯まで、夜更かししてずーっと熱中してます。で、私に「この作品面白いよ。暇な時に読んでね」「香音に演じてほしい漫画があった」ってLINEでおすすめしてくれるんです。

©「愛人転生」製作委員会・MBS

――お母さま、『愛人転生』のようなドロドロ恋愛系も読まれるんですね。

「コイツ、許せない!」と胸糞悪くなりながら読みふけっているので「お母さん、大丈夫?」ってたまに心配になります(笑)。

 母が教えてくれる漫画はどんなジャンルでもめちゃくちゃ面白くて、たいてい実写化されるんです。『愛人転生』もドラマ化が決まって、しかも私が主演ということで、母はものすごく喜んでくれました。