9月27日投開票の自民党総裁選に立候補するも、決選投票に進めず涙をのんだ小泉進次郎・現選挙対策委員長。一体、総裁選の最中に何が起きていたのか。総裁選終了後、「週刊文春」の名物コーナー「阿川佐和子のこの人に会いたい」に登場し、阿川佐和子さんに「初めての総裁選」の内幕を赤裸々に明かした。インタビュー冒頭を抜粋して紹介する。

©文藝春秋

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阿川 自民党総裁選お疲れ様でした。結果は残念でしたが、もうショックからは立ち直られましたか。

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小泉 そうですね。家で、子どもたちの存在に癒されました。

阿川 あら。慰めてもらったの?

小泉 当日、帰宅して「パパは負けたよ」と報告したんです。涙を見せながら「人生はね、負けるときもあるんだよ」と言って、そんな父親の姿を見て、少しでも子どもの教育に繋がればいいなと思ったんですよ。でも子どもってすごいんですけど、「パパ、じゃあ明日は勝つの?」って言うんですよ(笑)。思わず笑ってしまって、そんなふうに子どもに癒されましたね。

総裁選後の進次郎氏 ©時事通信社

阿川 そういえば敗退が決まった瞬間、涙ぐんでらっしゃいました?

小泉 僕はもともと涙腺が緩いんです(笑)。あのときは、支えてくれたみんなに対して申し訳ないという気持ちが強かったんですよね。応援してくれた議員や議員秘書、ボランティアでお手伝いをしてくれた方も、みなさんここまでやってくれるのかっていうぐらいやってくれました。スタッフから総裁選期間中のうちの選対事務所の様子を聞いたんですけど、驚いたことに誰も怒鳴ってる人がいなかったんですって。だいたい選挙ってね、選挙期間中はブチ切れる人が結構いるんですよ。

 続けて語られたのは、総裁選の舞台裏、石破茂新首相とのやりとり、派閥解消への考え、家族への思いだったーー。

 10月2日(水)正午配信の「週刊文春 電子版」および3日(木)発売の「週刊文春」では、阿川佐和子さんによる小泉進次郎直撃インタビューの全文を読むことができる。

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