9月23日に東京ドームで開催された、元マリナーズのイチロー氏(50)率いる草野球チームと高校野球女子選抜とのエキシビションマッチ。イチロー氏のチームの選抜メンバーとして、ヤンキースでGM付特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(50)が初参加した。
「この対戦は今年で4回目。一昨年からは元レッドソックスの松坂大輔氏(44)も参加しています。レジェンドがそろい踏みの中、ファンの視線を独占したのは松井氏。最終打席には現役時代さながらの豪快なホームランを放ち、スタンドは拍手喝采でした」(スポーツ紙記者)
ながらく「深い溝」を噂されてきたイチローと松井秀喜
同じ時代に米メジャーで活躍したイチロー氏と松井氏。だが、かねて両者の間には深い溝があるとされてきた。
「その理由としては、『1996年の球宴でイチローが投手としてマウンドに上がったのを、野球に対して生真面目な松井が疑問視した』とか、『2006年開催のWBCに松井が不参加だったのが、中心メンバーだったイチローは不満だった』とか、さまざまな噂が囁かれています。真相は本人たちにしか分からないでしょうが、時を経て同じユニフォームに袖を通すこと自体、奇跡のような雪解けです」(同前)