SMAP再結成の可能性は…
SMAPの再結成の可能性もあるということか。
「それはその人たちがやりたければ、『何でもあり』でしょうね。ただその(再結成の)ために、僕が何かを仕向けることはありません。ビジネスモデルにフィットすることであれば、何をやっても自由ですよ。僕が『やりたい』とか『やらない』じゃない。タレントが自由に動けるプラットフォームを僕が作れるかどうかが、課題だと思っています」
福田氏はジャニーズファンからは“破壊者”と警戒され、そうではない立場の人々からは、新会社に関わることを批判されている。
「そこは全然気になりません。僕はタレントでもオーナーでもないので淡々と経営していくだけです。ファン向けの挨拶の動画を撮ったときに、偶然(関ジャニ∞の)村上(信五)くんがいたから、声をかけたんです。同じ大阪の高槻出身で同郷なんでもう仲良いんですよ。『ネット上で、福田は嫌だって言われて良い気がしないから、愛称を考えて欲しい』と言ったら、『福ちゃん』になりました」
なぜ「週刊文春」の取材をいち早く受けたのか
小誌は1999年にジャニー喜多川氏の性加害問題キャンペーンを行うなど、旧ジャニーズ事務所に厳しい批判を行ってきた。その小誌の取材をいち早く受けた理由を福田氏は次のように語った。
「故ジャニー喜多川氏の性加害問題は週刊文春さんから始まったので、新しい会社は、やはりここから始めるべきだと思った。ジャニー氏のやったことは世界的な大犯罪だし、決して許されるものではない。その認識は今でも変わりません。
新しい会社をどのように進めるのかを語るには、PR的な内容ではなく、内部事情を最も理解している文春さんに僕の肉声でそのままお伝えすることが会社の船出にいいのでは、と考えたんです」
取材の最後、小誌記者が「熱愛スクープや、事務所に何か問題があれば、今後も書かせてもらいますから」と告げると、福田氏は「そこはもちろん分かっています」と応じるのだった。
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インタビューの一問一答全文、動画は「週刊文春 電子版」で公開中。
ジャニー喜多川“テレビ・新聞が報じなかった”本当の姿「僕のファーストキスはジャニーさん」「CIAのスパイ説」「マスコミ支配」《徹底取材》
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