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――自公過半数割れとなった場合、すぐに控える首班指名選挙のための人数をそろえなければなりません。そこで鍵となるのが、非公認候補が当選した際の追加公認ですが、その点、どう判断されますか。

「彼らについて、今回国民の皆さんに審判をお願いしているわけですから、そこでお認めをいただければ、本人たちから自民党に戻りたい、追加公認をお願いしたいと申し出があった際には、総裁がご判断されることだと思います」

国対委員長、選対委員長、総務会長を歴任。史上最高齢の幹事長となった ©文藝春秋

離党した世耕氏の“鞍替え”出馬については…

――離党した世耕弘成氏は参院から鞍替えして出馬し、選挙後の復党への意欲も見せています。このケースはどうお考えですか。

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復党に意欲を見せる世耕弘成氏 ©時事通信社

「彼の復党はありません。離党したとはいえ、党の公認候補に対抗して立候補したわけですから。和歌山2区で我々は公認候補(二階伸康氏)を擁立しており、そこで戦われる意味はいちばん理解されているはずです。彼とは参議院では同期生でもありますし、ある意味、非常に残念な思いでいます」

◇◇◇

 10月23日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」では森山幹事長のインタビュー完全版を公開。記事内で森山氏は、世耕氏以外の「裏金議員」の復党について、国民民主党や維新の会との連立および立憲民主党など野党との大連立の可能性、石破首相や小泉進次郎選対委員長との関係性などについて明かしている。

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