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映画監督デビューも果たす。
20年には『夏、至るころ』で映画監督デビューも果たしている。横尾氏は彼女に監督の気質を感じていたという。
「監督業は俯瞰で客観的に見るのに対して、俳優は役に入り込んでいかないといけないので真逆だと思うんですね。でも彼女は不思議な人で、台本を深いところまで読んでいるし、客観的でもある。『DORONJO』で最初に、『監督はこの作品を観ている方をどう救いたいですか?』と質問されたのが印象的でした」
“フェミニストのカリスマ”との対談
小中学校時代には、ハーフということでイジメを受けた時期もあったというエライザ。少女たちのカリスマとなってからは、若者の投票を促すプロジェクトに参加するなど、自身の影響力についても自覚しているようだ。
昨年にはファッション誌の「ar」(6月号、7月号)で、フェミニストのカリスマ・上野千鶴子氏との対談を行った。そこでも、
「幼い頃から男尊女卑を感じる機会も多くて、結婚に憧れのような気持ちは持っていません」
「推しの政治家もいます!」
と力強く語っている。
上野氏に彼女の印象について尋ねると、
「生育歴でご苦労なさったようですが、それを乗り越えて、自立した女性だと感じました」
と太鼓判。
少女たちのカリスマはますますエライ人になりそうだ。