事務所側も弁護士を通じて「誤解を招きかねない表現ではあった」
MEGUMIの所属事務所に尋ねたところ、「法的および医学的な事柄が多く含まれておりますため、誤解を避けるため」、美容業界に精通しているとされる独立した第三者の弁護士に見解を求めたという。その弁護士は「薬機法の表現上、角質層(編集部註・表皮の最も外側の部分)までしか謳ってはいけませんが、真皮層まで効果がある美容成分はあると考えます」などとしたうえで、主に以下のように回答した。
「弁護士の立場としては、ご指摘いただいたとおり誤解を招きかねない表現ではあったと考えます。MEGUMI氏に対しては、今後トークショーなどでは誤解を招かない表現を心掛けるよう助言しました。今後は、開会前に本トークショーは化粧品の広告ではなく、MEGUMI氏自身の美容体験をお伝えすることが目的のため、自身の体感や感覚をメインに話すので、それが薬機法の定める広告規制に反する可能性があることをお伝えするなど、誤解を招かないよう取り組んで参ります」
また、MEGUMI自身も「今回のご指摘は改めて伝え方を見直すきっかけとなりました。本当にありがとうございます」などとコメントを寄せ、今後も美容に関する活動をしていきたいとした。
10月30日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および10月31日(木)発売の「週刊文春」では、MEGUMIの美容法に対する更なる疑問のほか、MEGUMIがフルプロデュースした化粧品に関する問題、MEGUMIから寄せられたコメントの全文などについて報じている。
《「美容のカリスマ」に疑問噴出》MEGUMI(43)さん、キレイはこれでつくれますか?「“真皮層に届く”は間違い」「指導対象になり得る」
週刊文春 電子版では下記の記事も読まれています
文藝春秋が提供する有料記事は「Yahoo!ニュース」「週刊文春デジタル」「LINE NEWS」でお読みいただけます。
※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。