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DVを受けたら、まずは第三者に相談すること

 映画のエンドロールでは、「あなたや知人がDVを受けていたら、支援センターに連絡してください」という字幕が流れた。

 最近は、商業施設や公共施設のトイレなどでも「配偶者や恋人からの暴力に悩んでいませんか?」という、相談支援センターのチラシやカードを見かける。

「DVを受けるのは、自分にも悪いところがあるからだ」

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 と、決して思ってはいけない。DVを受けたら、誰でもいいからまずは第三者に相談すること。そこから必ず解決策は見えてくる。

 リリーがフラワーショップのアシスタントで友人、そしてライルの実妹でもあるアリッサ(ジェニー・スレイト)に、DVを打ち明けたシーンで、アリッサはこう言う。

「妹としては、兄を許してほしい。でも、親友としては、別れなかったら許さない」

 幼なじみで、リリーの初恋の相手でもあるアトラス(ブランドン・スクレナー)のセリフにも泣いた。

「君がまた誰かを愛したいと思ったら、俺がいる」

 映画を見終えてようやく、私たちはタイトルの意味を知る。

 人は間違いを犯す。けれど、間違えたらやり直せばいい。あなたは決して、ひとりぼっちじゃない。

●DV相談ナビ#8008(はれれば)

 全国共通の電話番号(#8008 はれれば)に電話をしてください。

 発信地などの情報から最寄りの相談機関(配偶者暴力相談支援センター)に電話が自動転送され、直接相談できます。匿名でも相談できますのでご安心ください。

※相談は、転送先となる相談窓口の相談受付時間内に限られます。

※ご利用には、通話料がかかりますのでご注意ください。

※一部のIP電話などからはご利用いただけません。

 

●DV相談+(プラス)

 専門の相談員が、電話で365日・24時間対応しています。チャットやメールでも相談を受け付けており、外国語(10ヵ国語)にはチャットで対応しています。

 また、詳しいお話をお聞きした上で、相談員が必要だと判断した場合は、面接、同行支援などの直接支援、安全な居場所の提供を実施します。

電話での相談(フリーダイヤル)

DV相談+(プラス)

0120-279-889(つなぐ はやく)

※365日・24時間対応

https://soudanplus.jp

INFORMATION

『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』

11月22日(金)全国の映画館で公開

原題:IT ENDS WITH US

監督:ジャスティン・バルドーニ(『ファイブ・フィート・アパート』)/出演:ブレイク・ライブリー/ジャスティン・バルドーニ/ジェニー・スレイト/ブランドン・スクレナー/2024年/アメリカ/130分/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント