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 そこからさらにギャップ萌えするのは、TWICEのライブでも披露したポールダンス。彼女のInstagramにも一部UPされているので、気になる方はチェックしてみてほしい。どこまでも貪欲にダンスを広く、深く極めようとしている姿がよく分かる。

ポールダンスの練習風景も披露(モモのインスタグラムより)

歌唱力が非常にシビアに評価される

 一方、モモの歌唱力についてはダンスほどの評価を得られていなかったのが正直なところ。その理由としてTWICEの楽曲は全体的にキーが高いため、彼女の生来の声域にマッチしていなかったのでは? と筆者は見ている。しかしTWICE楽曲の糖度を整え、ちょうど良い“ビタースイート”にしているのはモモの個性的で低めな声だとも言える。何より、彼女のラップは絶対不可欠なスパイスだ。最新のソロ楽曲「Money In My Pocket」でもその実力が発揮されている。MISAMOの「Marshmallow」もモモの声をしっかり生かした名曲だと思う。

TWICEの日本人メンバー3名によるユニット「MISAMO」。(左から)ミナ、モモ、サナ(TWICE JAPANのXより)

時間を割いて発声の勉強をしていた

 とはいえ、K-POP業界では歌唱力が非常にシビアに評価される。モモ本人曰く、歌について悩み自信が持てなかった時期があったという。プレッシャーのあまり音楽番組で音を外してしまい、落ち込む姿を見せたこともあった。

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モモのインスタグラムより

 しかし、そこはストイックな努力家。ここ3年ほどは徐々に「モモの歌が上手くなった」という声が聞こえてくるようになった。ボーカルトレーナーがSNSにUPした「ワールドツアーで忙しい中、時間を割いて発声の勉強をする彼女の熱意に感動」というコメントからも、モモが鍛錬を積み重ねてきたことが読み取れる。