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セブン-イレブン 0.27
ファミリーマート 0.28
ローソン     0.42

 となり、ローソンに比べセブン、ファミマの嵩増し度合いが目立っている。

 

3社徹底比較 2. どんぶりタイプ

 続いてどんぶりタイプの容器も見ていく。3社とも、様々な種類のどんぶり料理を販売しており、容器も様々だ。ここでは、近年一般的になりつつある、具とご飯が別々の容器に入っているセパレイトタイプの容器が用いられ、3社とも販売している「かつ丼」で比較することにした。

■セブンイレブン

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 セブンイレブンが販売しているかつ丼は、「ロースかつ丼」(税込648円)。容器を除いた重量は470gと3社の中でも頭一つ抜けたボリュームだ。カツの衣がしっかりしており、卵でとじても型崩れは起きていない。

セブンイレブン「ロースかつ丼」(税込470円)(編集部撮影)

 さらに直径約18cmの円形の容器が特徴だ。総菜部分の容器は中央部分が盛り上がっているものの、カツがしっかりしているためか、そこまで気にならないだろう。

 

 白米の容器はすり鉢状になっており、側面は段々に加工されている。どんぶりの大きさほどご飯の量があるわけではなく、カツのボリュームがある分、白米がもう少し欲しいと感じる人もいそうだ。

■ファミリーマート

 ファミリーマートが販売しているのは、「特製だし香る!三元豚のロースかつ丼」(税込598円)。容器を除いた重量は414gと次に紹介するローソンと同程度だ。香りの良い出汁がふんだんに使われていることが分かり、和風が好みの人にはもってこいだろう。

ファミマ「特製だし香る!三元豚のロースかつ丼」(税込598円)」(編集部撮影)

 総菜部分の容器は深さはあるが、中央部分に四角く縁取るように盛り上がりがある。そこまで気にならないものの、陳列されていると実態以上の見かけのように見受けられるかもしれない。

 

 白米部分は四角くなっているが、底面の四隅は丸みがある。辺の部分にもへこみがあり、四隅突出型墳丘墓のように見える。底面の中央部分も大きく盛り上がっている。さらに、側面にも出っ張りがある。こちらも容器の見た目よりはご飯の量を少なく感じる人がいるかもしれない。

■ローソン

 最後のローソンは「これがロースかつ丼」(税込646円)を調べる。容器を除いた重量は417g。肉厚なカツが特徴だ。卵と出汁もほどよく、バランスがいい。

ローソンの「これがロースかつ丼」(税込価格646円)(編集部撮影)

 四角い容器のサイズは縦横約16cm。サイズは一番小さいが、唐揚げ弁当同様に不自然な上げ底はない。白米部分の底は多少盛り上がっているが、セブンやファミリーマートと比較して、上げ幅はほとんどないのが特徴である。

 

 3社の容器を比較してみるとここでも、セブンとファミマの容器には「見た目の量を嵩増ししているのでは?」と思える部分があった。ここでも唐揚げ弁当と同様に「実際の容量」を「見た目の体積」で割った値を出してみたところ、