誕生日の“リア充写真”。ハロウィンにはコスプレ。
サッカー部のSNSには、そんな梶原容疑者の“リア充写真”がアップされていた(現在は削除)。誕生日にはメンバーに囲まれ、決め顔のようなキリッとした表情を見せている。
「友達も多く、ギャル雑誌『egg』の元モデルとも交流があった。お調子者で、ハロウィンにはコスプレをして参加するようなタイプです」(法政大関係者)
順風満帆の生活のはずが…
卒業後は野村証券に入社した。激務で知られるが、入社7年目だった梶原容疑者の年収は1000万円以上だったと見られる。
「20代半ばで結婚し、子どもにも恵まれたと聞いています。順風満帆の生活を送っていると思っていましたが……」(前出・知人)
道を踏み外していた。
「仕事で知り合った別の顧客に投資を持ち掛けたものの、数千万円の損失を出していた。今回奪ったカネも、損失を取り戻すべく、バイナリーオプション(一定期間後に為替レートが目標レートを上回っているか、下回っているかを予測するハイリスク商品)などにつぎ込んでいたと見られます」(前出・記者)
被害に遭った夫婦の嘆き
一方、被害に遭った80代夫婦の自宅は壁の一部が焼け落ちていた。
「事件から約1カ月後、奥さんと会いましたが、憔悴した様子でした。家は原形を保っていますが、火事の影響で部屋中に悪臭が漂っているそうです。でも、修復はしないみたい。『あんな事件があって、この家に住むことはできない』と嘆いていました」(近隣住民)
相場操縦事件など不祥事が続く野村証券。またも社員が一発レッドカードの蛮行に手を染めたのだった。
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