私としては心外ですから、元ヤクザに電話で「お前、人の世話になっておいて、それはおかしいやろ。うちがピンハネするなら、端っからそう言うわい」と怒鳴り上げてしまいました。

それでも問題児たちを助け続ける理由

 この元ヤクザの場合も、部屋は貸して、食事もつくってあげて、ピンハネを疑われるのですから腹が立ちます。なんなら家賃としてピンハネしてもいいくらいです。さらに、仕事を世話してくれた青山さんに難癖をつけたのですから、私の顔も立ちません。

今日も彼女は誰かのための生きる(写真:本人インスタグラムより)

 こうした問題児が入れ代わり立ち代わり、わが家には間借り人として訪ねてくるのです。断れない自分も悪いのですが、ヤクザ時代のくせでしょうか、「ノー」とは言えない私がいるのです。

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