体重200キロであることを明かし、100キロ以上の方をレンタルできるサービス「デブカリ」などで活動しているインフルエンサーのゆりんさん(36)。
元々は痩せ型で体重は30キロ台だったという彼女に、過食症だった過去や体重が変化した心境、周りの反応などについて詳しく聞いた。(全2回の2回目/最初から読む)
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入れないこともある「トイレ問題」は結構重要
――体重が200キロを超えてから生活する中で大変なことはありましたか。
ゆりん まず床に座れなくなりますね。頑張って座ったとしても立ち上がれない。あとは肘掛け付きの椅子だとハマって抜け出せなくなったり。レストランに行ってもお店の椅子を見て座れなさそうだったら店を変えることも多々あって。そこは事前に確認しないとダメですね。
あと昔バスタブにハマって出られなくなったことがありました。誰もいなかったので自力で30分くらい格闘してようやく出たんですけど、それ以来、自分の家でお風呂に入ることはなくなりました。
――飛行機や電車の座席はいかがですか?
ゆりん 前に飛行機を予約した時に、その機体にビジネスクラスがなかったので、プレミアムエコノミー席に搭乗したんですけど、体が座席に入らなくて。飛行機も出発しなきゃいけないし、どうしようってあたふたしていたら、CAさんがクッションを何個も持ってきてくれて、とりあえずその上に座って、不安定だけどシートベルトも延長してつけて。
なんとか離陸はできたんですけど、ずっと不安定な姿勢で乗っているからかなり疲れちゃって。それ以来乗っていないです。
グリーン車はちょうどピッタリくらいです。ただお手洗いが狭くて入れない場合が多いですね。トイレ問題は結構重要で、ホテルの部屋のトイレのドアの幅が狭かったりすると、入れないことも多いので予約時に確認しないといけないです。
一目惚れしたフリーサイズのニットは「普通に着られます」
――ゆりんさんはいつもかわいいお洋服をきていますが、どこで購入しているのでしょうか。
ゆりん 基本的にオンラインです。昔は大きいサイズの服が全然なくてすごく困っていたんですけど、最近は増えているのでありがたいです。
でも、今日着ているトップス、109で一目惚れしたフリーサイズの服なんですよ。普通のフリーサイズだし、入らないかなと思ったんですけど、ニット素材で伸びるので、普通に着れました。