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じゃあ『これはふせといてください』というのが、どの範囲までなのか。そこじゃない範囲から出ている所は、説明できるんじゃないかと疑問が残ってしまいます。
和解調書の前文で裁判所は、「(市長に対して)社会的な上下関係が形成されていた」「性的関係を持つことは、よくよく自制すべきであった」と指摘している。
このようなことに関して、説明責任があると考えられるという。
菊地幸夫弁護士:特に最後の1行です。『非難を免れることはできない』と、裁判所に言われているのに、『私には非がない』と言ってる市長は、どうしてそう違うのかということを、やっぱりご説明するべきじゃないですかね。
関西テレビ 神崎博報道デスク:これまで市民の方やメディアが『ちゃんと説明してほしい』と市長に求めてきていましたが、これまでは『秘匿なので言えない』と言っていた。今回、維新が“除名”をちらつかせた上で、『説明責任を果たす』と態度が変わった。態度が変わったこと自体はいいと思いますが、実際にどのような内容の説明がされ、維新がどう判断するのか、進退はその後になると思います。
今後、市長がどのような説明をするのか注目される。
(関西テレビ「newsランナー」2024年12月5日放送)