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「真面目で子ども思いのAさんと結婚し順風満帆に見えた小倉ですが、妊娠して体調が悪くなってからは、夫婦の間で口論が増えていった。ある日、夫から『僕のご飯はないの?』と聞かれた小倉は、『父親としての自覚がない』『人間が小さい』とAさんを叱責。その言葉に傷ついたAさんはそのまま家を出て、戻らなかったそうです」(芸能記者)

 離婚を望む夫と、なんとしても結婚を継続させたい小倉の話し合いは平行線を辿り、別居生活は2年半にも及んだ。その代償は大きく、 “ママタレ”のイメージは大きく低下。小倉は再び窮地に立たされた。

「こりん星時代」からは想像のつかないほど…

「そんな彼女が芸能界での生き残りをかけて挑んだのが、早稲田大学への受験企画でした。高校2年生で芸能界に入り、勉強とは無縁の生活を送っていた小倉ですが、長男の小学校受験をサポートする中で、知識のなさを痛感することがあり、自分も学びたいという意欲が高まったそうです」(同前)

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 当時の生活について、「毎朝4時に起きて、仕事と子育て以外はすべて勉強時間にあてる」と語っていた小倉。実際に、子どもの習い事のわずかな時間も勉強に励む小倉の姿を、近隣住民が目撃していた。

受験勉強中の小倉(読者提供)

「受験企画を発表した直後の22年4月頃、商業施設のコーヒーチェーン店でノートを広げ勉強する小倉さんを見かけました。人目も気にせず、すごい集中力でノートにペンを走らせていましたよ。1時間ほどで勉強を切り上げて向かったのは、近くのスイミングスクール。上のお子さん2人と合流すると、すっかりママの顔になり、仲良くアイスクリーム店に入っていきました」

 その後、7月にようやく離婚が成立し、再びシングルマザーとなった小倉。仕事に育児、そして受験勉強をこなす彼女を夫に代わって支えたのが、実母と友人たちだった。

「受験企画が始まった頃から、小倉さんのお母さんが頻繁に家事育児の手伝いに来るようになりました。平日はほぼ同居状態で、愛犬のミニチュアダックスフンドを散歩させたり、お子さんを送り迎えしたりする姿を見ました。お母さんがいない週末は、小倉さんの友人が入れ替わりで子どもたちをアウトドアに連れ出してくれていたようで、『その間に勉強ができるから助かるんだ~』と話していた」(知人)