1ページ目から読む
3/3ページ目

48歳でも「18歳にしか見えなくなってきた!」

 以降、以前ほど映画やドラマに頻繁に登場しなくなるが、48歳の時にNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に、上白石萌音、川栄李奈らと主演。48歳での主演は朝ドラ最年長だったが、さらなる驚きは劇中で18歳の役を演じたことだった。

「ぜんぜん違和感ない!」「18歳にしか見えなくなってきた」などSNSに驚きの声が溢れ、その美貌と演技力の底知れなさを改めて証明した。

26歳の深津絵里 ©時事通信社

 51歳となった現在も独身を貫いているが、22歳のときにはミュージシャンの小沢健二との交際がスクープされ、世間をあっと言わせた。オザケンの愛称で愛され、渋谷系ブームの立役者だった“オザケン”は人気の絶頂にいたが、当時は結婚秒読みとまでささやかれていた。

ADVERTISEMENT

 なにしろ小沢の代表曲「ラブリー」(94年)は深津に捧げた歌と言われ、「おやすみなさい、仔猫ちゃん!」(94年)も深津のことを歌った曲と言われており、ふだんは深津のことを「子猫ちゃん」と呼んでいたとも。だが揃って多忙過ぎたゆえか、ほどなく別れることになった。

 現在はスタイリストの白山春久氏と同棲中と言われている。白山氏とは『恋ノチカラ』で知り合い、33歳の時に初スクープ。約10年が経った42歳の時にも関係が続いていることが報道され、事実婚と言っていい状況だ。

「オールフリー」CMに出演した深津絵里 サントリー公式YouTubeより

 深津は女優・役者業を天職と自認しており、過去にはこんな発言を残している。

「人生を楽しむのは難しいですよね。“人生楽しんだもの勝ち”とか、“一度きりだから楽しまなきゃもったいない”とか、言うのは簡単な気がして(笑)。実際は楽しいだけじゃなくて、苦しいことの方が多いと思う。でも、“苦しいからこそ楽しく生きなくちゃ”って思うものなんでしょうね。そのためには“自分はこうなんだ”と思うものを見つけて大事にしていきたい」(「ORICON NEWS」より)

 数多いファンの期待どおり新作『踊る大捜査線』の映画にはぜひ登場してほしいところだが、50代を迎えた彼女の、また別の新しい顔にも期待したい。