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雅子さまの出発直前に“髪結い”が…

 新社会人生活に影を落とす“遅刻連発”騒動。前出の宮内庁関係者は、「雅子さまの影響」を指摘する。

「雅子さまご自身にも“遅刻癖”がおあり。雅子さまはいまも、いわゆる夜型生活を送っておられます。そのため、展示会のご覧など時間に融通の利くお出ましは、基本的に午後の時間帯で調整されているのですが、それでも遅刻してしまうことがあるのです」

 昨年5月にご一家でお出ましになった「ウィーン少年合唱団」の公演や、同10月にご覧になった熊川哲也主宰のバレエ団による「眠れる森の美女」でも到着時間が遅れ、開演時間も後ろ倒しになった。さらに、

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「今年6月の訪英の際も、皇居からの出発が遅れました」(同前)

 こうした遅刻の背景には、ご病気を抱えた雅子さまに周囲が気遣いをするあまり、出発時刻になっても女官らがお声がけできない事情があるという。

「そのため、周囲は雅子さまがお時間になって自発的に部屋から出てこられるのを待つしかない。出発の直前になって、いわゆるヘアメイクを担当する“髪結い”が入ることもしばしばです。お出ましの休憩中に髪結いが入ることもある。こうして出発が遅くなってしまうのです。愛子さまもこうしたお姿をご覧になっていて、お出ましの際には定刻を守らなければならないというお気持ちが薄くなっているように見受けられるのです」(同前)

 初等科時代以来、再びの遅刻騒動を招いた「母娘シンクロ」。だが、愛子さまの危うい兆候はまだある。

「公務を選り好みしている」と批判されても…

「愛子さまは学生時代、『学業優先』を理由に、あまり公務をされませんでした。そのため、社会人になってからは本格的に公務に励まれると見られてきた。しかし、社会人デビューから4カ月の間で、単独公務は『光源氏』の展示鑑賞の一度きり。公務といっても、愛子さまが大学で学ばれた関心の高い分野です。このことから、『公務を選り好みしている』という批判にいつさらされてもおかしくない状況なのです」(同前)

 内親王で本格的に単独公務を行ったのは上皇の長女、黒田清子さん(55)が初めて。1992年に大学を卒業し、山階鳥類研究所の非常勤研究助手となった。ご結婚までに公式の外国単独訪問は8回にのぼる。盲導犬育成など福祉活動にも熱心に取り組んだ。

 秋篠宮家の長女、小室眞子さん(32)も、精力的に公務をこなす内親王だった。15年に英レスター大学大学院への留学を終えて帰国した翌月には、日本テニス協会の名誉総裁を秋篠宮から引き継いだ。

新社会人時代の眞子さん(2016年)

 そんな眞子さんが新社会人となった16年4月からの4カ月と、愛子さまの新社会人生活の4カ月を比較してみると、公務回数の差が浮かび上がる。