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バレエ団と男性ダンサーの「複雑な関係」

「外部の仕事が多い男性ダンサーは、自然とバレエ団の練習に来る機会が減るんです。そうすると女性は男性のパートナーがいない状態で踊りの練習をしないといけない。かといって、バレエ団のために外部の仕事をやめてほしいとはもちろん言えません」

 バレエ団の練習にきちんと参加している女性ダンサーよりも、練習を休む男性ダンサーの方が稼げてしまう。なんとも皮肉な話だ。もちろん誰も悪くない。男性だって休みたくて休んでいるわけではない。生活のために仕方のないことなのだ。

 森脇さんは、次回の公演『くるみ割り人形』で石川さんと共に主役を踊る。

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 ついにここから、この密着におけるメインイベントとも言える、バレエ団の本公演の撮影が始まる。そう思った矢先、チャンネルの存続を脅かすある事件が起こった。

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