橋本による壮絶パワハラ
「現場マネージャーに八つ当たりするようになったのです。例えば、ドリンクを出すタイミングを間違えただけでヒステリックにキレる。環奈が欲しくない時にドリンクが視界に入れば『なんで今あるんだ』と激怒。社長は窘めるどころか、彼女と一緒になってマネージャーを『使えねえ』と罵倒するのです」(同前)
複数の事務所関係者の証言によれば、橋本による壮絶パワハラが原因でこれまでに少なくとも8人のマネージャーが退職したという。
元社員が告白する。
「環奈のお気に召さず、わずか1日でマネージャーを辞めた人もいる。すぐに代わりを用意できるよう、現場マネージャー候補を複数人採用して“ストック”しておく。辞める時には、環奈のパワハラが原因にも関わらず、社長の方針で会社側から自己都合退職を求められた。自己都合退職の場合、失業手当を受け取りづらい」(社長は自己都合退職を「強いた」ことはないと回答)
現在、事務所は事業拡大につきマネージャー10名規模の大規模採用を行っている。ただ、大手転職サイトの同社紹介ページには、元社員たちによる悲痛な叫びが投稿されている。
〈毎日22時頃まで残業〉
〈社長が意味不明に怒鳴り散らす〉
〈入社後いつまでも保険証が渡されずに困った〉
事務所社長は、概ね以下の理由を述べて、8人以上退職したことは事実ではないと答える。
「新人社員はランダムにタレントに付き、特に車の運転が出来る者には単なる送迎、もしくは簡易な現場は担わせることがあります。この10年は10人前後、全く環奈と関わっていない者含めて退社はしていますが、環奈の現場マネージャーが退職したわけではない」
だが、別のテレビ局関係者はこう首を傾げる。
「私が関わった映画の現場では、製作期間中に同じ事務所のスタッフが橋本さんを現場まで送迎し現場に立ち会っていた。それをマネージャーと言うのでは? その人もランチタイムにうどん屋まで送る道を間違えて、橋本さんに『ふざけんじゃねえ』と酷く怒られ、事務所を辞めました」