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不気味に思っているA子さんに対し、小林は「秘密保持誓約書」と書かれた書類を投げつけてきた。
「これに名前を書け!」
A子さんは素直に従ったが、ここからが地獄の始まりだった。小林は「ふざけんじゃねえぞ。こんな手間取らせやがって…。お前はスパイか。お前をつぶすぐらい何でもねえ。風俗の闇に落としてやろうか、それとも海に沈めてやろうか」などと言って脅迫した。
A子さんは煙草の火を顔に近づけられたり、顔面の寸前で拳を止められたり、缶コーヒーで殴るふりをされたりして、頭が真っ白になった。
(何でこんなに怒られるんだろう…)
さらに小林から「実家の連絡先を書け。ウソをついても、調べる方法はあるからな」と言われ、それにも従った。その間、小林はスマホで動画を撮っていたが、A子さんはそれにも気付かないほど緊張していた。
「女の場合はこうするんだ。服を脱げ!」
「毎年、何万人もの行方不明者が出ることは知っているか。お前もその一人にしてやる。男の場合は暴力でボコボコにするんだが、女の場合はこうするんだ。服を脱げ!」
「私、絶対秘密を洩らしませんから…」
「うるさい!」
結局は抵抗できず、A子さんは全裸になった。小林は股間にスマホを差し入れて、陰部を撮影した。