昨年から今年初めにかけて、モーニング娘。のOGに関する話題が目立つ。3期メンバーである後藤真希は昨年11月に出した写真集が好評で、年をまたいで版を重ねている。また、6期メンバーの道重さゆみは先月、強迫性障害のため今夏のコンサートツアーをもって芸能界を引退すると発表し、ファンに衝撃が走った。

辻希美の長女・希空が芸能界デビュー

 さらに4期メンバーの辻希美は、昨年11月に長女の希空(のあ)が芸能界にデビューした。デビュー発表の翌日(11月27日)には、辻がレギュラー出演する昼の生番組『ぽかぽか』で母親としてコメントしている。それによれば、辻は娘を自分と同じアイドルとしてデビューさせたかったが、本人はインフルエンサーになることが夢で「自分のやりたいことはママとは違う」と言われたという。家族のあいだでもデビューを発表するまでかなり話し合ったようだ。

恋愛リアリティ番組に出演した、辻希美の長女・希空(ABEMA『今日、好きになりました。』公式Xより)

 この年明けから、希空は動画配信サービス・ABEMAの青春恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。』に出演し、今月10日に最終回が配信された。

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 希空は現在17歳。ちょうど辻が21年前の2004年8月にモーニング娘。を卒業した年齢にあたる。モー娘。時代の彼女を知る世代には、月日の流れに感慨を抱かずにいられない。

辻希美(37) ©時事通信社

 

 辻がモー娘。に入ったのは2000年4月で、今春でデビュー25周年を迎える。グループ加入とともに中学に入学したが、当時の彼女にもっと幼い印象を持っていたのは筆者だけではないだろう。それというのも、童顔で小柄というルックスに加え、同期の加護亜依と一緒にさんざん先輩たちの手を焼かせてまさに“悪童”キャラぶりを発揮していたからだ。