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「エアコンすぐ効きそうでいいね」
「義姉は働いていないんですけど、義両親は長男家族が近所に住むことを喜び、結構な援助をしたらしくて。それで、義兄家族は60坪ほどの土地に注文住宅を建てたんですよ。
車も2台持ちで、もともと義兄が乗っていたアウディと、子どもが生まれてからはアルファードを買っていました。夫の話だと、ここでも多少の援助があったみたいですね。
車に関してもやっぱりマウントがあって、わが家がシエンタで帰省するたび、『エアコンすぐ効きそうでいいね』とか『めっちゃ売れてるよね、いつもスーパーに10台くらい停まってる』とか。
でも、ウチは義両親からの援助はずっと断っていますし……。義姉がマウントを取ってくるぶん、将来同居や介護の話が出たときに率先して動いてくれればいいですけど、正直あんまり期待できないなと思います」
親族とはいっても、自身のキャリアに対する考え方や地域に対する思い入れなど、人生で大切にしている価値はさまざまだ。親族の集まりにおいては、「地元と都会」「専業主婦と正社員」など価値観のギャップから、コンプレックスを刺激される人もいるのだろう。



