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結婚に反対しておけばよかった
「裕太たちに子どもが生まれた際、息子の妻側の実家近くに家を建てたことです。春奈さんの通勤時間はほとんど変わらないのに、裕太の方は倍以上になり、自転車と電車で往復3時間以上かかっているといいます。
最近は会うたび痩せているように見え、結婚に反対しておけばよかったと思わずにいられません」
夫婦関係についての考え方は、家庭によって実にさまざまである。傍からどう見えようが、本人たちの間できちんと合意形成ができているのであれば、何も問題はないのかもしれない。
ただもちろん、昼食代も満足に与えられずに体重が減少してしまうなど、経済的DVが疑われるような場合には、客観的な視点からの介入が必要になることもあるのだろう。
このように、「どこからが非常識なのか」「どのレベルから介入すべきなのか」といった線引きが難しい点が、義実家問題の根っこにありそうだ。
