指定難病にかかっていることが発覚

 所属事務所によると、八代は2023年8月下旬に体調不良を訴えて複数の病院を受診し、膠原病の一種である免疫異常の指定難病にかかっていることが判明した。心配だった筆者が事務所社長に連絡をとったところ、「大丈夫です。一日も早い復帰を目指し、治療とリハビリに励みます」と前向きだった。

 八代自身も「少しの間、大好きな歌と絵から離れなきゃいけないのは寂しいけれど、必ず元気になって戻ってきますので待っててね」とのコメントを発表した。再び元気な八代に会えると信じていただけに、容体が急変するとは事務所のスタッフをはじめ誰も思っていなかったに違いない。

 2023年12月30日、急速進行性間質性肺炎のため死去。くしくも、日本レコード大賞が開催された日だった。享年73。

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 あまりに突然の死に、歌謡界は悲しみに包まれた。