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凶悪犯にくだされた罰は…
九死に一生を得た華菜さんは「私は助かったけど、おじいちゃんとおばあちゃんは死んでしまった。もう話をすることもできないし、悲しいです…」と訴えた。
現場の家は誰も住めなくなり、売ろうにも売れない事故物件となっている。突然に命を奪われた老夫婦が浮かばれることはない。
それなのに裁判所は「いきなり首を刺す犯行態様は強固な殺意が認められるが、犯行の出発点となる被告人のフェティシズム障害は社会生活に影響を及ぼすほど進行していた。死刑が真にやむを得ないとまでは認められない」として、無期懲役を言い渡した。
精神障害というのは、そこまで死刑への高いハードルになるのだろうか。

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