――卒業が円満というと?
かちょす アイドルって突然いなくなって卒業コンサートをやらなかったり、スキャンダルでオタクが卒業を見守れないケースもありますよね。でも大場はかなり前から卒業の日を発表して、3日連続4公演(2022年4月1日~3日)で卒コンをやってくれて、歴代の48グループのなかでもいちばんいい卒業の1人だと思います。円満な卒業をしてくれるとオタクも区切りがつけられますから、本当にありがたい。結婚の報道は驚きはしたけど、それでガックリくることはなかったです。
――オタ卒したら、もう以前の推しには興味がなくなる?
かちょす いや、そういうわけじゃないんですけど、新しい推しに時間と金を全力で注ぎ込むので、前の推しにまで回す余力がないんですよ。
「推していたアイドルがスキャンダルを起こしたら、見る目がなかったということ」
――アイドルの恋愛の是非についてかちょすさんは穏健派ですか?
かちょす アイドルはみんな可愛いんだから、モテて当たり前なんですよ。だから、バレなければ何をやってもOK。ただ疑似恋愛な側面はあるので、隠す必要はあると思う。だからこそ、隠す気がないようなバレ方を見ると、「オタクを舐めてるな」と感じて冷めます。それでも、最終的にはそんなアイドルを選んだ自分が悪いんですよ。オタク同士は目利き合戦のようなもので、推していたアイドルがスキャンダルを起こしたら「自分は見る目がない」と諦めるしかない。だからアイドルに「裏切られた」と恨んだり刺したりするのはお門違いで、その人の見る目がなかったんですよ。
――推し活の何がいちばん楽しいですか?
かちょす 自分の場合はやっぱりレス(※ライブ中にアイドルから目を合わせてもらう、指差しをもらうなどのファンサービスを受けること)ですね。ライブ中に目が合うのはアイドルとのコミュニケーションですから。楽しみ方は人それぞれでしょうけど、僕の場合はとにかくレス。逆に、全然レスをもらえないのにライブに来続けている奴はドMなんじゃないかと思いますよ。
――AKB48やSKE48などのメジャーグループを経て、現在は地下アイドルを推していますね。それもレスがもらいやすいから?
かちょす それは大きいですね。僕は「地下」という言葉に抵抗があるので「天空」と呼んでますけど。ただ実は、いわゆる“地下アイドル”の現場のほうがお金を使うんですよ。僕も、昔より全然お金使ってます。
――えっ、さらにですか?
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