チャイナ服で瓦割りをする動画がインスタグラムで総再生回数2億回以上となり“日本一強い女子アナ”と話題となっているフリーアナウンサーの堀江聖夏さん。海外のニュースでも取り上げられた瓦割り動画だが、実は失敗した動画だったという。なぜ失敗動画がここまで話題になったのか。
さらに意外とお金がかかる瓦割り事情から、「女子アナなんだから原稿読んでろ」との批判に対する堀江さんの考えまで聞いた。(全2回の1回目/続きを読む)
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バズったのは「瓦割りに失敗した」動画だった
ーーまず話題になった瓦割り動画の話を聞かせてください。今ではいろいろなバリエーションがありますが、最初にバズったのはいつ頃ですか。
堀江聖夏さん(以下、堀江) 最初にバズったのは7年ぐらい前です。当時はまだTikTokが出始めた頃で、品川のロケの仕事で「かわら割道場」に行かせていただいた際に、5枚の瓦を割った動画をTikTokにアップしたら200万回再生されたんです。当時のショート動画でその数字は快挙だと聞いています。
ーーそれだけ反響があったのなら、TikTokで続けて瓦割り動画をあげようとは思わなかったんですか。
堀江 当時は今ほどショート動画の時代ではなかったので、その後は瓦割りの動画をアップしませんでした。ただ一昨年の大晦日に、自分に気合いを入れる動画を撮ってみたいと思い立って、「かわら割道場」で撮影した瓦割り動画をインスタグラムにアップしたら1400万回再生されました。しかも今度は瓦が割れなかった動画がバズったんです(笑)。
ーーえっ、瓦が割れた動画ではないんですか。
堀江 ツッコミをすごい入れやすかったみたいで「割れないんかい」っていうコメントがたくさんつきました。日本だけでなくアメリカ、中国など世界中のいろんな人に動画を見てもらいました。英語で「えっ、割れないの」と突っ込まれたり(笑)。あと海外のインフルエンサーさんがニュースとして私の動画を発信している動画もありました。2回目には瓦がちゃんと割れた動画をアップしたんですが、それもバズりました。