3月31日、フジテレビの第三者委員会は、394枚におよぶ調査報告書を公表した。第三者委員会は、元SMAPの中居正広(52)からの意に沿わない性的行為を告発した元フジテレビアナウンサーX子さん(※調査報告書には〔被害女性A〕と記載)の主張を一つ一つ検証し、その結果、「業務の延長線上」において性暴力があったと認めた。

中居正広 ©時事通信社

“加害者”と呼ぶ中居や古巣のフジテレビに対する思い

週刊文春」の取材班が彼女と初めて対面したのは2024年12月1日のこと。彼女は突然の来訪に驚きながらも、言葉を絞り出した。

「私の未来を、私の人生を潰してまで“加害者”に責任を取ってもらうことが私の人生にとって幸せかって言われたら分からない。でも、そりゃ社会的な処罰を受けてほしいって思うことはすごいある。やっぱりX(旧Twitter)やテレビで“加害者”や(編成幹部の)Aさんが目に付いたとき、それでフラッシュバックするし……」

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3月31日に行われた第三者委員会の会見 ©文藝春秋

 この間、彼女は断続的に「週刊文春」の取材に応じ、“加害者”と呼ぶ中居や古巣のフジテレビに対する思いを打ち明けてきた。

 4月2日(水)12時公開の「週刊文春 電子版」および3日(木)発売の「週刊文春」では5ページにわたって中居・フジ問題を特集する。X子さんの肉声に加え、日枝久氏の側近幹部へのインタビュー、反町理氏のハラスメント問題などを詳細に報じている。

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