〈あらすじ〉

 第二次世界大戦下の英国は、ナチス・ドイツ軍の猛攻により窮地に立っていた。ガス少佐(ヘンリー・カヴィル)は特殊作戦執行部に召喚され、チャーチル首相直命の非公式任務を言い渡される。それは英国軍にもナチスにも見つかることなく、Uボートへの補給船を破壊する、というものだった。ガスは、自ら選んだ“非紳士的”な戦闘能力を持つ4人のメンバーと共に、作戦決行に向けて準備を進めるが、チームは想定外の事態に翻弄される。

〈解説〉

『007』のジェームズ・ボンドのモデルとなった人物たちと、実際に行われた「ポストマスター作戦」をベースにしたスパイ・アクション。『コヴェナント 約束の救出』に続く、ガイ・リッチー監督作。ジェリー・ブラッカイマー製作。120分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆懐かしの『大脱走』のような話かと思いきやメリハリに欠けるのが残念。それぞれの個性や特技の描写、もっと欲しかった。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆『特攻大作戦』の焼き直しだが、羞恥心に欠ける。化学調味料を使いすぎると娯楽映画は階級が下がる。役者が将棋の駒。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★★G・リッチー監督ならではの猛烈なアクション。予定変更の強かな結末の格好良さ。劇場の大画面で見ないと勿体ない。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★☆☆☆形骸化したG・リッチー節。職人然とした手堅さ自体が目標にすり替わっている。消耗品の娯楽に開き直り過ぎではないか。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆ガイ・リッチー版『ナバロンの要塞』とも捉えたが自信無さげで忙しない。武器と女も悪くないのにどうしたリッチー!

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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配給:KADOKAWA
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アンジェントルメン(米、英)
4月4日(金)より全国公開
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