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最も警戒するべきシナリオは…
最も警戒するべきシナリオは、ソニーの家庭用ゲーム機「PS3」や、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」のように、発売前・発売半年での大幅値下げに追い込まれることです。「日本で売れたらOK」というのは、日本のユーザーの視点であり、企業としては世界で売れないと困るわけです。
そもそも、日本市場を優遇すれば、(我々)日本のユーザーが喜ぶのは当たり前。日本だけ優遇したこと、海外での価格に対して反発があるとも報じられています。海外の関係者らに、「スイッチ2」の発表を受けて、その国での前評判を聞いたところ、価格面、タイトルのラインナップについてネガティブな反応が多いそうです。日本の特別扱いに良い顔をしてない。それもまた一つの事実です。
世の中に「絶対」はない
ファミリー層もターゲットにする任天堂のゲーム機が5万円、450ドルという、“高価格帯”で売れるか……というのは、関係者が注目しているでしょう。現行機の高級バージョン「有機ELモデル」(3万7980円、約350ドル)が好調だったこともあり、スイッチ2が現時点で一部に「高い」という意見があっても、始まってみると売れることも十分にあり得ます。
ですが世の中に「絶対」はないのもまた事実です。
