――そこから回復していきましたか。

ルイボス 症状はマシになりましたね。食べなかったおかげで食欲が安定したのか、過食もしなくなりました。少しずつ回復して、2ヶ月が経った頃には、先生と相談して、薬も飲まなくなりました。 

メンタルが回復した後に痛風となる

――メンタルが安定した後に再びダイエットを始めたんですよね。

ADVERTISEMENT

ルイボス はい。ただ、ダイエットを本格的に始めようと思っていた時に痛風になってしまったんです。右足の親指のつけ根が腫れてしまって。

 痛いと思った翌日には激痛に変わって。なんとか歩くことはできたので、病院で注射を打ってもらって薬をもらいました。でも痛みは治らず3週間くらい続きましたね。

――そんな状態ではトレーニングもできませんよね。

ルイボス 尿酸値が上がるのでウエイトトレーニングも控えていました。

――痛風で思うようにダイエットができないことはストレスになりませんでしたか。

ルイボス 自分のせいではあるんですけど、早くトレーニングとダイエットを再開しなきゃと少し焦りました。以前だったら爆食いを始めちゃっていたと思います。怪我や体調不良になった時のストレスって大きいんですよね。

 でも、今回は本当に頑張ろうと思っていたので、カロリー管理アプリを使って記録しながら食事に気をつけて。

――ちなみに食事量はどのくらいだったんですか。

ルイボス 自分の場合はトレーニングをしている時は、3000キロカロリーに抑えると体重が落ちていきます。トレーニングをやめると体重の変化がなくなるんですよね。なのでとりあえず3000キロカロリーで様子を見ていたんですが、痛風がまったく治らなかったんです。

「2~3日で痛みが治るかな」と思っていましたが、1週間経っても2週間経っても治らない。それで2500キロカロリーに抑えるように食事量を減らしました。

――カロリーを記録しているということですが、どういうものを食べているんですか。

ルイボス 脂質を抑えたいので、たんぱく質を摂取できるような食事をとっています。白米やパスタをメインにしつつ、皮のない鶏胸肉、たまご、シャケなどを食べています。

ルイボスさんの食事メニュー

――冷静にダイエットに臨まれているんですね。

ルイボス 僕の場合、うまくいかないと感じたストレスが過食のきっかけになるんですよ。目標を高く掲げて、計画が狂っていくとストレスが増えて、段々と過食が加速する。それがわかっているから、そうならないように気をつけています。