――過食している時はすき家によく行っていたと言っていましたが、現在はいかがですか。
ルイボス 1人ではできるだけ外食に行かないようにしています。
すき家自体は何にも悪くないんですよ。ダイエットをしている人向けのメニューもあるので、気をつければいいだけなんです。ただ、僕は1人で行っちゃうとリミッターが外れるので、店に行かないようにしています。もちろん誰かとの食事会は別です。その時は食べるって決めています。
――リミッターが外れないように工夫しているんですね。
ルイボス 心が弱いので、1回やってしまうと崩れるんですよね。過食になる前はコンビニでお菓子を買うこともあったんですが、今は買わないように気をつけています。
ノルマを下げてダイエットに臨むように
――ダイエットに臨む姿勢は変わりましたか。
ルイボス 最初のダイエットでは毎月5キロほど痩せていました。その時は2000キロカロリーの摂取量で、毎日歩いたり運動したりしてたんですが、今同じことをするのは厳しいんですよね。5年経って体も衰えていますし、ハードな運動やトレーニングをすると怪我するかもしれないので。
ダイエット中に怪我すると落ち込みますし、メンタルも弱くなって立ち直れなくなるかもしれないので、毎月1~2キロずつ痩せるような長いスパンでのダイエットを考えています。
――いつまでに達成しようと考えているんですか。
ルイボス 2年後の35歳までには自分にとって最高の状態に持っていきたいです。ただ、細かい目標の設定や期限も設けていません。以前は「大会までに何ヶ月で何キロ痩せる」と宣言していたんですが、それもプレッシャーが大きいと実感したので、やらないように気をつけていますね。ノルマを下げて、ストレスがない形で痩せることを目指しています。
――堅実な目標設定ですね。
ルイボス そうですね。今の自分は根性で乗り切ることが難しいと思っています。以前は「頑張ればなんでもできる!」と思っている部分もありました。でも、診察を受けたおかげで、心も身体もダメージを受けることを理解できました。自分を見つめ直せたんですよね。
――ボディビルはまた目指されるのでしょうか。
ルイボス やっぱりボディビルの大会に出られなかったのが大きな後悔として残っているんですよ。このまま挑戦できずに終わると、一章負い目を感じて生きていくことになると思って。前回できなかったボディビルに挑戦して、胸を張って生きていきたいですね。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

