『「子供を殺してください」という親たち』17巻より

 1996年に日本で初めて、病識(自分が病気であるという認識)のない患者を説得して医療につなげる「精神障害者移送サービス」を始めた、(株)トキワ精神保健事務所の所長・押川剛さん。

 ここでは、押川さんが原作を手がけ、「今までにないノンフィクションマンガ」として大きな反響を呼んだ『「子供を殺してください」という親たち』最新17巻より、相馬仁志のケースを紹介する。(全2回の1回目/続きを読む

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次に続く 「彼女、爪がボロボロで…」父親から性的虐待を受け、児童養護施設に入所したが…“鬼畜の家に生まれた少女”の消えないトラウマ