(6ページ目)任天堂が編み出した「転売ヤー撃退策」とは？　あらゆる企業を悩ませる「メルカリ転売」の現状

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転売ヤーはあの手この手で転売対策をかいくぐり、転売を繰り返してお金を稼いでいる。転売ヤーが大量購入することによって本当に欲しい人は正規ルートで買えなくなり、手に入れるには不当に高い金額を支払なければならなくなる。

しかも、そのお金はメーカー・主催者等には入らず、転売ヤーの懐に入るだけ。まさに転売ヤーだけが得をするという許しがたい構図だ。

温床となっているメルカリやチケット転売サイトで十分な制限が行われていない以上、メーカー・主催者側は本当に効果がある転売対策を模索し続けなければならないし、われわれ消費者も転売品を購入しないようにしなければならない。

（初公開日：2025年4月8日）

高橋暁子（たかはし・あきこ）
成蹊大学客員教授
ITジャーナリスト。書籍、雑誌、webメディアなどの記事の執筆、講演などを手掛ける。SNSや情報リテラシー、ICT教育などに詳しい。著書に『ソーシャルメディア中毒』『できるゼロからはじめるLINE超入門』ほか多数。「あさイチ」「クローズアップ現代＋」などテレビ出演多数。元小学校教員。

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