2025年4月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。社会部門の第1位は――。
▼第1位 任天堂がついに最高の「転売ヤー撃退策」を編み出した…企業を悩ませる「メルカリ転売」の酷すぎる有り様
▼第2位 だから国民の「愛子天皇待望論」はここまで高まった…専門家が指摘する"愛子さま人気"だけではない理由
▼第3位 「結婚、出産、セックス、交際を拒否」日本より赤ちゃんが生まれない韓国で起きている若い女性の"静かな撤退"
▼第4位 こんなスリリングな万博会場は後にも先にもない…「大阪市民のうんち」を埋める夢洲が「地雷原」と呼ばれるワケ
▼第5位 コメ不足なのに「大量のおにぎり」をゴミにしている…コンビニ店員が証言「468万円分の食品廃棄」のキツイ現実
人気グッズやチケットの転売が相次ぎ、企業や主催者が対策せざるを得ない状況になっている。成蹊大学客員教授の高橋暁子さんは「転売の温床となっているのがメルカリやチケット転売サイトだ。不正に儲けようとする転売ヤーを撲滅するためには、供給側の対策はもちろん、消費者が転売品を買わないことも重要だ」という――。
「謎のコメ」でも売れる異常事態
コメが値上がりしている。例年は5キロ2000円ほどだったのが約2倍の値となり、下がる気配はない。
フリマアプリ「メルカリ」では、コメの転売が目立つ。もともと農家の方が出品することもあり、出品自体は原則OKだ。
しかし、値上がりと品薄によって高額転売が増え、外国人による出品なのだろうか、「タシヒカリ」という日本人には馴染みのないコメが3袋6万円で売れるという不思議な現象も起きるようになった。
現在も、コシヒカリやあきたこまち、つや姫などのブランド米が多数販売されている。中には農家から直接買い付けたと思われる袋での出品もあり、着払いで5キロ5000円と高額なものが多いが、ほとんど売れていないようだ。